【第87話】健気なかんべーの巻



足が痛くて湿布を貼っている足の横に
かんべーが乗ってきた。



ふつう、猫というものは
湿布を嫌がるはずだが・・・

相変わらず馬鹿な猫だ・・・

と思っていたら



ん?
さらに動き始めたね。



どうしたのだ。

近っ。



何が希望だ。

うりゃ



白状せい。

「とーちゃん、ここいいですか?」



ん?

なんだ、膝に乗りたかったのか。



「いえすあいどぅ」

健気だが
予測できんやつだ。