酸化して何ともならない石を
希塩酸に二日ほどつけておいて
忘れていたらボロボロになってしまいました。
ボロボロになった面は
まるでペグマタイトのような様相を呈しています。
これは望外の珍事。
よーく観察すると
なんか変なキューブ状の結晶がついています。
なんだろう。
キューブというより斜方十二面体ですかね。
グロシュラー(灰ばんざくろ石)かな?
さらによく見ると
細かい繊維状の結晶も見られますが
元々は
グロシュラーと思われる結晶に内包されていたようにも見えます。
謎が謎を呼びます。
柿野だから灰鉄輝石と考えるのが妥当かもしれません。
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