魚眼石つき水晶クラスタ―
【神岡鉱山】


手のひらに余るサイズのクラスター。



元の大きさ、状態を想像するだけで
ドキドキしてきます。



母岩に薄っすらと緑色のシミが見られます。
ルーペで拡大してみます。



ペリドット(かんらん石)は水晶と共存しませんから
絶対に違いますね。

色合い的には緑簾石か緑泥石かもしれませんが
神岡ですから灰鉄輝石と考えるのが妥当かも。
いずれにしても、素人判断はここまでです。



水晶の柱にはキラキラしたものが付着しています。



この独特のチカチカは、間違いなく魚眼石ですね。



写真では、雲母に見えるものもありますが・・・



魚眼石で間違いないでしょう。



ターゲットを水平にするのが大変ですが
頑張って顕微鏡撮影をしてみます。



まあ、魚眼石ですね。

ついでに先ほどの緑色も顕微鏡で撮ってみます。



よけいにわからなくなりましたね。