塊状の黄鉄鉱
【尾小屋鉱山】



全面に塊状の黄鉄鉱がびっしりとついています。



小さな欠片ですが、ずっしりと重いので
おそらく内部も黄鉄鉱です。



石英が点々とついていますから
500℃以下まで下がった状態で
石英などとともに母岩の隙間に入り込んでいった
「高温熱水鉱床」の石ではないでしょうか。



尾小屋の鉱床は「熱水鉱脈鉱床」ということなので
ちょっと異質な産状だなぁと思います。