正長石状のエジリン輝石
【マラウイ共和国】



南東アフリカにあるマラウイ共和国の
ゾンバ地区マロサ鉱山の正長石。




正長石テーブルの上には
様々な鉱物結晶がまぶしてあります。。



特に目立つのは漆黒の柱状結晶でしょう。



これは「エジリン輝石」と言います。

発明王「エジソン」とは違います。
「ソ」じゃなくて「リ」です。



仕事柄、小学生の書くカタカナをよく読まされますが
「シ」と「ツ」の違い、「ソ」と「ン」と「リ」の違いは
永遠のロマンスです。



小学生の手にかかれば
もしかしたらこの石は「エヅソン輝石」になってしまう
かもしれません。

ちゃんと書けたら、それこそ「きせき」です。

閑話休題。
水晶片が少し見られますが・・・



水晶にエジリン輝石がインクルーズされていますね。

エジリン輝石は鉄とナトリウムを含む単斜輝石で
鉄の代わりにアルミニウムが入ると
「ひすい輝石」になります。

あー、そうか。
長石の方にアルミ全部持っていかれたのか。
なるほど。

さて、短波紫外線を照射してみます。



正長石が赤く灯りました。