【岩戸鉱山(土呂久鉱山)】
「岩戸鉱山」は
その前身である「土呂久鉱山」を本格的に
会社組織にして操業したものらしい。
土呂久鉱山と言うと
「土呂久砒素公害」という形で皮肉にも知られている。
◆
さて、本格操業した岩戸鉱山であるが
一口に岩戸鉱山と言っても
それは高千穂町から日之影町まで
かなり広いエリアでその名を目にする。
◆
しかし、その実体を
ここで明らかにしようとは思わない。
なにしろホームから遠すぎて
正直、そこまでの興味がない。
したがって
「宮崎県の岩戸」とあれば
すべてここにまとめることとする。
◆
さて「岩戸」と言えば、真っ先に思うのは古事記にある
アマテラスの「天岩戸」伝説である。
果たして
高千穂町には「天岩戸神社」があり
かの岩戸と伝えられるそれが御神体とされている。
◆
高千穂と聞けば、これまた思い出すのは古事記にある
アマテラスの孫であるニニギが「高千穂」の地に降り立った
いわゆる「天孫降臨」伝説である。
ところが
宮崎県の地図を眺めていると
おかしなことに気づく。
霧島の方に「高千穂峰」があるのだ。
◆
さすがに気になって調べてみたが
どうやら高千穂町を推す「臼杵高千穂説」と
高千穂峰を推す「霧島高千穂説」で
対立しているらしいのだ。
◆
さて
もうどちらでもよくなった。
高千穂峰の山頂にはニニギが突き立てたとされる
「天逆鉾(あめのさかほこ)」なるものが
一説によると奈良時代にはもう刺さっていたとか
坂本龍馬がお竜との新婚旅行で抜いて見せ
姉に手紙で自慢したとか言われているが
肝心の代物は火山の噴火で折れて
残った欠片は行方不明だとか。
◆
今、山頂に刺さっているものはレプリカだそうだから
わざわざ行って見てみるほどのものでもない。
話を石に戻そう。
◆
ともかく高千穂から日之影にかけては
多くの鉱床が眠っており
それを小刻みに掘った多くの鉱山があった。
岩戸鉱山はそのうちの一つか二つか・・・
もしくはそれ以上か。
あまりに雑多すぎて調べる気にもならない。
◆
そんなわけで
これ以上深入りしても労多く功少ないと判断した次第である。
地元近隣の方やこの地に関心ある方は
各々で調べられたし。
また
玉扇太郎に知っていることを教えてやろうなどとは
ゆめゆめ考えませぬようくれぐれも。
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ベスブ石と斧石?
【岩戸銅山】 |
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