【木浦鉱山】
秩父帯の石灰岩や粘板岩に
大崩山花崗岩が貫入してできたスカルン鉱山。
鉱物標本として最も有名なのは
褐鉄鉱母岩の空隙に形成された異極鉱であるが
日本で唯一のエメリー鉱の鉱床もある。
江戸の初期に開山の記録があり
最盛期には
「佐渡」「石見」「生野」に並び日本の四大銀山と呼ばれたが
鉱脈の枯渇により衰退。
何度か再開されたが
それほど品位の高い鉱石が採れず
戦後まもなくスズの採取休止に伴い
全面休山となった。
1960年代にエメリー鉱の鉱床が発見され
一時的に再開されたが
1999年に採掘が終了した。
閉山前は、佐伯市街から鉱山までバスが走っていて
途中にトトロという名のバス停があって
誰からともなく
トトロ系のグッズを置いていくようになったとか・・・。
鉱床、坑道は非常に多く
ここで並べたてても煩雑になるので割愛する。
☆写真をクリックしてください☆
褐鉄鉱母岩の異極鉱
【木浦鉱山/湾洞坑】 |
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