【秩父鉱山採取記―二日目―】
2015年8月11日(火)
すがすがしい森の朝である。
出発して最初にすることは・・・
よく働いたデリカの食事。
そして再び秩父鉱山へ。
ぐるぐるした橋を渡る。
高所恐怖症の自分には
絶叫マシン並みの恐怖であった。
雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)
というらしい。
二日目の最初は
業者が重機を持ち込んだのか
露頭がかなり荒らされていた。
個人的には
割り出す手間が省けてラッキーだったかも。
その産地の「水晶絶産記念」として
グリーンガーネット氏が拾ってくれた。
ラベルをつけて大事にしよう。
一か所で頑張りすぎて
下りてきたらもう昼過ぎ。
グリーンガーネット氏が温かい料理を食べさせてくれた。
カレーおいしかったなあ。
午後からは
ちょっとキツイ産地へ。
そして、究極の選択を強いられる場面が。
ハング気味の岩場で
進行方向にマムシがいる、というのだ。
迂回しろ、と。
でも迂回すると
足をすべらせる危険が。
墜落死するかマムシに噛まれるかの
究極の選択。
もちろん
生存確率が少しでも高い方をチョイス。
つまりマムシを選んだわけだが
ラッキーなことに噛まれずに済んだ。
無事だった記念のブルーカルサイト。
大きな岩から
グリーンガーネット氏が割り出してくれた。
夕方が迫っているがもう一か所。
ここだけは
もうどうせ有名なのでオープンで。
大黒川原である。
その前におやつタイム。
大黒川原では
ひたすら金属鉱物を割り出して遊んだ。
夕闇の中、別れの挨拶をして
互いの家路についた。
途中、甲府盆地の夜景に見とれたりして
ふらふらと帰る。
仮眠を取ったりしながら
結局帰宅したのは翌朝、早朝。
車から降ろした戦利品たち。
リュックの中もすべて石である。
当分楽しめそう。。