【フォッサマグナミュージアム@】
2016年8月30日(火)
ヒスイ採取の傍ら
念願のフォッサマグナミュージアムに
立ち寄った。
![](saishu20160830301.jpg)
エントランスをくぐると
まず目を引くのはこれ。
![](saishu20160830302.jpg)
「奇跡の三連結ヒスイ」
ヒスイ「輝石」なだけに「奇跡」
なんちゃって・・・
閑話休題。
何が奇跡なのかと言うと
それぞれ別々に
別々のタイミングで別の人に拾われた
三つのヒスイが
後になって合体することがわかった
という話。
よく人類誕生の確率は
機械式の腕時計をバラバラにして
海に放り込んで
波の力だけで偶然
元の時計に組み上がる確率だと
言われたりするが
果たして
この三連結ヒスイの確率は?
続いて
サヌカイトの木琴・・・いや鉄琴
・・・いや石琴。
![](saishu20160830303.jpg)
ボタンを押すと自動演奏してくれる。
おもしろい展示がある。
![](saishu20160830322.jpg)
![](saishu20160830323.jpg)
上の二枚の写真。
どちらかは全部ヒスイで
どちらかは全部ニセモノだそうだ。
正解は・・・
ご自身で現地にて確認されたし。
この辺りまでは無料!
いよいよ入場料を払って内部へ。
![](saishu20160830304.jpg)
重厚な雰囲気づくりが成功している。
期待値が上がる。
お宝級のヒスイが並ぶ。
![](saishu20160830305.jpg)
まるで宝飾店のショーケースだ。
![](saishu20160830306.jpg)
自採した石が虚しく思えるような展示。
![](saishu20160830307.jpg)
こんなデカいのを見つけたら
見つけただけで罪になるんじゃないだろうか。
勾玉コーナーもある。
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糸魚川ヒスイは
弥生時代、古墳時代を通じて
国産の超高級ブランドだったようだ。
![](saishu20160830309.jpg)
縄文時代のヒスイは
上の写真の中央の「獣形」と書かれたあたりか。
「レプリカ」とあるから
形だけ似せてつくったのだろう。
ビーンズのようになったのは
弥生時代のようだ。
古墳時代には「権力」の象徴となっていったようだ。
巨大なヒスイが!
![](saishu20160830310.jpg)
国宝級だね(言い過ぎ)。
丁寧な展示で
いろいろな石の正体を教えてくれる。
![](saishu20160830311.jpg)
むむっ!
コランダム(鋼玉)だ。
![](saishu20160830314.jpg)
いろいろな石が区別できると楽しいので
初心者は
ここを見てから拾いにいくのがベターか。
おお、ヒスイ輝石の自形結晶が見られる。
どれどれ・・・
![](saishu20160830312.jpg)
よくわかんないや。
圧砕ヒスイ。
![](saishu20160830313.jpg)
蛇紋岩に取り込まれて
地上に到達するまでに
気圧の変化や猛烈なスピードのため
粉砕されたヒスイが
そのまま閉じ込められている。
そして・・・
![](saishu20160830316.jpg)
ヒスイのコーナーは終わり。
フォッサマグナミュージアムというだけあって
フォッサマグナの形成を含めた
日本列島の成り立ちが
ビジュアルでとてもわかりやすくなっている。
後半は鉱物展示シリーズ。
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