【フォッサマグナミュージアム@】
2016年8月30日(火)



ヒスイ採取の傍ら
念願のフォッサマグナミュージアムに
立ち寄った。



エントランスをくぐると
まず目を引くのはこれ。



「奇跡の三連結ヒスイ」
ヒスイ「輝石」なだけに「奇跡」
なんちゃって・・・

閑話休題。
何が奇跡なのかと言うと
それぞれ別々に
別々のタイミングで別の人に拾われた
三つのヒスイが
後になって合体することがわかった
という話。

よく人類誕生の確率は
機械式の腕時計をバラバラにして
海に放り込んで
波の力だけで偶然
元の時計に組み上がる確率だと
言われたりするが
果たして
この三連結ヒスイの確率は?

続いて
サヌカイトの木琴・・・いや鉄琴
・・・いや石琴。



ボタンを押すと自動演奏してくれる。

おもしろい展示がある。





上の二枚の写真。
どちらかは全部ヒスイで
どちらかは全部ニセモノだそうだ。
正解は・・・

ご自身で現地にて確認されたし。

この辺りまでは無料!
いよいよ入場料を払って内部へ。



重厚な雰囲気づくりが成功している。
期待値が上がる。

お宝級のヒスイが並ぶ。



まるで宝飾店のショーケースだ。



自採した石が虚しく思えるような展示。



こんなデカいのを見つけたら
見つけただけで罪になるんじゃないだろうか。

勾玉コーナーもある。



糸魚川ヒスイは
弥生時代、古墳時代を通じて
国産の超高級ブランドだったようだ。



縄文時代のヒスイは
上の写真の中央の「獣形」と書かれたあたりか。
「レプリカ」とあるから
形だけ似せてつくったのだろう。

ビーンズのようになったのは
弥生時代のようだ。
古墳時代には「権力」の象徴となっていったようだ。

巨大なヒスイが!



国宝級だね(言い過ぎ)。

丁寧な展示で
いろいろな石の正体を教えてくれる。



むむっ!
コランダム(鋼玉)だ。



いろいろな石が区別できると楽しいので
初心者は
ここを見てから拾いにいくのがベターか。

おお、ヒスイ輝石の自形結晶が見られる。
どれどれ・・・



よくわかんないや。

圧砕ヒスイ。



蛇紋岩に取り込まれて
地上に到達するまでに
気圧の変化や猛烈なスピードのため
粉砕されたヒスイが
そのまま閉じ込められている。

そして・・・



ヒスイのコーナーは終わり。

フォッサマグナミュージアムというだけあって
フォッサマグナの形成を含めた
日本列島の成り立ちが
ビジュアルでとてもわかりやすくなっている。

後半は鉱物展示シリーズ。