【フォッサマグナミュージアムA】
2016年8月30日(火)
フォッサマグナミュージアムでは
我々のような鉱物好きには
もうひとつの楽しみが用意されている。
![](saishu20160830401.jpg)
それは一番奥のスペース。
![](saishu20160830402.jpg)
質、量ともに
失礼ながら東京上野の
国立科学博物館よりはるかにすごい。
新潟の地方の・・・
などと思っていると度肝を抜かれる。
プレートの大きさはすべて同じ。
玉扇太郎の指との比較。
![](saishu20160830403.jpg)
標本サイズの目安にされたし。
まずは長石から。
![](saishu20160830404.jpg)
一言で長石と言っても
本当にバラエティに富んでいる。
こちらはラブラドライト。
![](saishu20160830405.jpg)
ラブラドライトは
「曹灰長石」だと認識しているが
プレートには「灰長石」とある。
「曹(ソーダ)」つまりNaが入らなくても
成立するんだ。
ちゃんとラブラドレッセンス(ラブラドル光沢)が出ている。
さらに長石。
![](saishu20160830406.jpg)
空色のブロックは微斜長石。
いわゆるアマゾナイトというやつ。
![](saishu20160830407.jpg)
うーん・・・デカい!
これで長石コーナーを終わります。
続いてカイヤナイト(藍晶石)
![](saishu20160830408.jpg)
ちょっとスケールが違いますね。
スケールが違うものが目白押し。
リチアトルマリン。
![](saishu20160830409.jpg)
これもデカいよ。
アルマンディン。
![](saishu20160830410.jpg)
なんというスケールで
なんというエレガントな結晶。
まるで結晶模型のような
完璧な斜方12面体。
美しすぎる。
こ・・・これは・・・
![](saishu20160830411.jpg)
ベスブ!!
なんだこのサイズは!!
アクアマリン!!!
![](saishu20160830412.jpg)
トパーズ!!!!
![](saishu20160830413.jpg)
驚かされるばかりだ。
続きまして・・・
![](saishu20160830414.jpg)
わらじカツ弁当?
いや、セレナイト(石膏)だそうだ。
次は燐灰石。
![](saishu20160830415.jpg)
なんで燐灰石の柱状結晶って
真ん中で折れてるんだろう。
おお、プレナイト(葡萄石)
![](saishu20160830416.jpg)
ミッキーみたいだ。
そしてコランダム。
![](saishu20160830417.jpg)
デカい!
持ってみたいなぁ。
重たいだろうなぁ。
ここもすごそう。
![](saishu20160830418.jpg)
菱マン(菱マンガン鉱)のコーナーだ。
ん?
![](saishu20160830419.jpg)
なんと!
![](saishu20160830420.jpg)
なんと、二つともオップだ!
オップ・・・尾太鉱山。
つまり国産だ!
すごいなー、国産でもすごいのあるなー!
間違いなく、世界レベルだ。
これはスモークかモリオンか・・・
とにかく黒い水晶。
![](saishu20160830421.jpg)
田上(たのうえ/たがみ)。
つまりこれも国産。
右は蛭川。
![](saishu20160830422.jpg)
左は・・・なんちゃら牧場。
知らない産地だ。
でも、国産が頑張っているのは嬉しい。
それにしても
よい標本が揃っている。
フォッサマグナミュージアム。
いい博物館である。