【土岐石展で土岐石について考えた】
2016年10月16日(日)
土岐石展の写真を整理していて
珪化木がいくつか出てきたので
土岐石について考えた。
広義に土岐石と言うと
どこまでが含まれるのか
やや曖昧な感じがあるが
狭義で言えば
ウッドジャスパー
つまり珪化木起源のジャスパーということになる。
したがって
同じ土岐石と言われても
木目が残っていれば納得ができるが
そうでない場合
いったい何をもってして
土岐石と言ってよいのか
困ってしまうわけである。
そういう意味では
ここに紹介するものたちは
とても明快でよい。
![](saishu2016101614.jpg)
![](saishu2016101615.jpg)
![](saishu2016101616.jpg)
以上
非常にオーソドックスなれど味のある
展示品を紹介した。
変わっているのはこれ。
![](saishu2016101618.jpg)
「ひま」?
やはりここは音読みで「カン」か・・・。
聞けばよかった。
気に入ったのはこれ。
![](saishu2016101617.jpg)
淡く、控えめで
それでいてすごい存在感がある。
どれでも一つあげると言われれば
これかな、という一品であった。
しまった。
持ち主に賛辞を送るのを忘れていた。
帰りは電車でなく
現地で遭遇した満天菊氏に送ってもらって
嬉しかった。
以上。
![](return.jpg)