【岐阜―根尾のA山登山】
2017年5月4日(木)
東京から石友のグリガー氏が来訪。
みんなで根尾でおもてなしすることになった。
みんなで、というとかっこいいが
ほとんど、同じく石友の満天菊氏の案内。
同行者は「石ころないかな」のヤマセミ氏である。
能郷白山が遠くで
まだ薄っすらと雪をかぶっているのが見えたが
写真が下手なので
ほとんど映っていない。
![](saishu2017050401.jpg)
まずはA山に登って
有用な資料を観察して下山。
「まずは」と言ったが
これで午前の部は終了。
とは言え
かなり貴重なものが観察できて
グリガー氏も喜んでくれてよかった。
その後、たまり場の「名石園」さんのところへ行って
満天菊氏による「石カット講座」
カット講座が始まる前に
名古屋からの家族連れが飛び込んできた。
長男が相当の「石マニア」で
かなり食い込んできた。
あまりに熱心なので
滑落の危険を冒して採ってきた石を二つ
ポイっとあげてしまった。
下の写真は
あげてしまったもの以外の本日の戦果である。
![](saishu2017050404.jpg)
カット講座では
拾ってきた石や、手持ちの石を
満天菊氏にお願いして切ってもらう。
![](saishu2017050402.jpg)
するととんでもないものが出てきたり
それほどでもなかったりして
とても面白かった。
下の写真は
自採した根尾孔雀石をカットしてもらったもの。
![](saishu2017050403.jpg)
模様が鮮やかに出た。
画像右側のペアは
孔雀模様なそれほど大きくないが
菊の花が若干入っていて気に入っている。
ツアー自体は
本当はもっと盛りだくさんな予定だったのだが
やはり時間的に無理があり
ほとんど消化できなかった。
残念ながら
グリガー氏は夕方までしかいられず
せめて一旦我が家にお越しいただき
かみさんがお菓子などをおもてなしした。
バタバタと一日が終わってしまったが
手元にはグリガー氏のご厚意で
こんなものが残っている。
![](saishu2017050405.jpg)
以前からお願いしていたものがやっと出版され
もってきていただいたのだ。
![](saishu2017050406.jpg)
とても貴重な資料本である。
師匠の分と二冊お願いしていたのだが
グリガー氏は代金を受け取ってくれない。
結局ご厚意に甘え
二冊いただいてしまった。
大事に読ませていただきます。
師匠に説明すると
師匠もやはり当惑されていたが
「今度お会いしたら…」
と胸に秘める「何か」が感じられた。