【熊野三山へ―那智黒石を求めて―②】
2017年8月31日(木)



熊野三山をめぐるのには、どうやら順序があって
いきなり本命にズドンと行くのが正式らしい。
そこで我々は正式ルールに則って
本宮大社→速玉大社→那智大社という順に回ることにした。



本宮大社に向かう道を少しだけ逸れると
瀞八丁という名勝があるようなので
少しだけ無理をして寄ってみた。



まあ名勝は名勝だが、カルチャーショックを受けるほどではなかった。



一応、記念撮影。



二番目に向かったのは熊野速玉大社。



それなりにお詣りはしてから、車で5〜6分の「神倉神社」に向かう。
なにしろご神体が「ごとびき岩」という巨石なのだということで
石コレクターの私としては捨て置くわけにはいかない。



しかし聞きしに勝る難所であった。



石段は五百段を超え、標高は90mオーバー。



途中から幾分楽になるが、前半は岩場登山に近い。



汗だくになってようやくたどり着くと、なかなかの景色であった。



新宮の町から熊野灘を一望できる景観は
疲労と引き換えなだけに、感動的だった。



御神体をバックに記念撮影。
(ノリが軽いですかね)



「よい那智黒石に出会えますよ」 と独り言を唱えて下山。
(願い事しちゃだめらしいので・・・)



往復の所要時間、写真撮ったりも含め20〜30分ほどだったと思うが
その間お袋とかみさんは車内で休憩していた。
賢明である。