【岐阜相戸鉱山〜洞戸鉱山ツアー】
2018年2月28日(水)
鉱物師匠が岐阜の相戸鉱山を見たいというので
探し探し行ってみることにした。
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事前にネットで仕入れた情報によると
坑口まで行くにはかなりの登山が必要とのこと。
軟弱ものの玉扇太郎は
端から「登る」気などないのだが
師匠は車で登れるだけ登ろうという魂胆だったようで
ほとんど登れぬとわかると
「また来ようや」と撤収の構え。
いやいや、坑口まで登れなくても
沢で拾えるものがあるかもしれない。
乗り気にならない師匠をなだめ
沢に降り立つ。
![](saishu2018022803.jpg)
目当ては硫砒鉄鉱やら亜鉛系の鉱物。
方解石が入った錆び錆びの岩に入っているらしいので
それっぽいものをいくつか割って歩く。
![](saishu2018022802.jpg)
いくつかサンプルをリュックに入れ退散。
まあ沢程度ではこんなもんだろうとは思う。
いつかは登山レベルの猛者になってみたいものだが・・・。
元々相戸鉱山は完敗覚悟だったので
口直しに洞戸鉱山へ行くことにした。
今の時期なら、山蛭に悩まされることもあるまい。
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許可を得て車を停め、梅保坑まで進む。
![](saishu2018022805.jpg)
まだ雪が残っている。
藪から棒に坑口が現れる。
![](saishu2018022806.jpg)
怖ろしくて、のぞく気にもなれないので次へ。
またあった。
![](saishu2018022807.jpg)
今度のはまだまだしっかりしていそうだったので
ちょっとだけ、のぞいてみる。
フラッシュ、オン!
![](saishu2018022808.jpg)
うわあ・・・。
命あっての物種なので、撤収。
坑口前から沢にかけて
ちまちま、ちまちま表面採取。
![](saishu2018022809.jpg)
それでも
かなりの量の灰ばんザクロ石と
いくつかの紫石英が採取できた。
![](saishu2018022810.jpg)
残雪がすごいなあと思いながら
杢助坑まで行ってみようとしたが
残雪どころか林道はまだ完全に雪道で
玉扇太郎のハスラーは当然4WDだが
たかが1インチアップで、オフロードタイヤをはめているだけ。
とても生きて帰れなさそうだったので、ここでリタイア。
まだ昼過ぎではあったが
師匠宅まで戻らないといけないので
モネの池にちらりと寄って、撤収した。
![](saishu2018022811.jpg)
モネの池は個人的には二度目だが
今回は写真を撮っていても
色が薄くて、色彩も少ない気がした。
![](saishu2018022813.jpg)
ちなみに上の2枚が今回のもので
下の2枚は以前、かみさんと行ったときのもの。
![](saishu2018022817.jpg)
![](saishu2018022818.jpg)
そうか、周りの草木の色か!
さて帰宅後はじゃぶじゃぶ洗って土を落とす。
![](saishu2018022814.jpg)
紫石英。
![](saishu2018022815.jpg)
取捨選択の結果。
![](saishu2018022816.JPG)
ざくっと1箱分に厳選してみたが
時間のある時に、しっかり整頓しようと思う。
![](return.jpg)