【湯沼鉱泉見学ツアー】
2018年5月5日(土)
甲武信鉱山で記念写真を撮って
次に向かった先は
念願の湯沼鉱泉。
前々から来たい、来たいとは思っていたのだが
シャイなので一人でひょっこり行くのが嫌だ。
今回は石友のGG氏が顔パスなので
虎の威を借って侵入である。
入館時はあいにくご主人が不在で
奥さんに入館料(500円)を支払って
あこがれの博物館「天然水晶洞」へ。
上の写真の右手の建物は宿泊施設だろうか。
水晶洞は反対側に歩いていく。
バーベキュウ場・・・。
お、川上犬がお出迎え。
堅牢な檻に入れられているが
とても人懐っこいやつらだった。
すごい造りだ。
っていうか何て広さだ。
水晶洞の入り口を発見。
湯沼鉱泉のご主人(社長)が独力で作ったという
「天然水晶洞」の入り口だ。
おお・・・。
ア・・・アジトに向かってる?
ふむふむ。
そうだね、そうだね。
玉扇太郎も移動博物館をやっているから
こういう気持ちはとてもわかる。
すごい!
鉱物の量といいグレードといい
個人コレクションとしては相当なものだと思う。
特にいくつかあった日本式双晶は
どれも一級品だと思った。
すごい・・・んだけど・・・
二つ気になることがある。
簡単に言うと
「分類がまったくなされていない」ということと
「産地未記載のものが多い」ということ。
自分はマニアだからいい。
どこに何があっても「おお」となる。
外国産の結晶鉱物の隣に根尾の菊花石が並んでいても
頭を切り替えて見ることができる。
これはおそらくブラジル産かな・・・とか
推測することもできる。
自分は
分類整理して説明書きを補完することによって
単なる「コレクション自慢」ではなくなる
という考え方なので
そのあたりをちょっとお手伝いしたなぁ・・・と思った。
(ま、余計なお世話かな)
あ、行き止まり。
いよいよ水晶洞も終盤らしい。
なんじゃこりゃ。
・・・。
あ、出口だ。
あー、おもろかった。
ほんと、無造作にすごいものが置いてある感じ。
想像以上にため息を何度もつきました。
水晶洞を出ると湿原を歩いて戻る感じになっています。
ふと見ると、何やら廃棄されている。
あ、あれは・・・スワンでは?
絶対そうだ。
池に浮かんでいるはずのスワンだ。
こ、壊れたのかな・・・。
湿原を渡り事務所に戻ると
社長が戻っていたので雑談させてもらった。
社長さん、奥さん。
楽しいひと時をありがとうございました。
記念にマッチ箱いただいた。
外で、また川上犬と少し触れ合って
湯沼鉱泉を後にした。
スーパーマーケットで
それぞれ食料やらお土産やらを調達したところで
散会ということになった。
GG氏とT氏と次回の約束を交わし
自分は前日に無料券をもらった泉温泉へ。
途中、裏富士の夕景を眺める僥倖に恵まれた。
よきかな、よきかな。