蛍光コパル
【荒川流域】


琥珀というのは鉱物ではなく
樹液が固まったものです。

ですから本来
玉扇太郎の採取対象ではないのですが
まあ、そこは大雑把にいきましょう。



ご紹介するのはすべて採取品です。

一言で琥珀と言っても
アンバーとコパルに分かれます。

一般的にはアンバーの方が年季が入っていると言われますが
知り合いの話ですと
アンバーは寒冷地の樹木で
コパルは熱帯の樹木を起源とするのだそうです。

今回ご紹介するのはコパルです。



母岩・・・という表現が適切かどうか
わかりませんが
とにかく母岩は泥岩で
しかも炭化した植物が入っているため
非常にもろいです。

したがって
玉扇太郎は荒業のニスで固めてしまいました。



小さくついている
茶色っぽいものが
殻に覆われたコパルです。

薄皮のような殻をめくると
黄色いコパルが現れますが
めくった途端粉々になりますので
めくれません。



紫外線で黄色く発行します。



コパルなんてついてないように見えますが・・・

紫外線を当てると



存在が確認できます。
























ざっとこんな感じですね。

ケースの中の粒は友人からのいただきもの。



こんなに大きな粒は貴重です。
ありがたいことです。