【第7話】ビバークの朝の巻
昨夜は天候の急変のため
我がパーティはビバークを余儀なくされた。
雪洞を掘り、シュラフに潜り込む。
ゴーゴーと吹雪く音を聞きながら
しばしのまどろみである。
意識を完全に断ち切ってしまわぬよう
眠りは浅いものにならざるを得ない。
おお・・・
朝日が昇ったか・・・。
どうやら我がパーティは難関を克服いたようだ。
神に感謝だ。
飼い主「っているより、俺に感謝しろ」
してる、してる。
もうひと眠り・・・。
飼い主「爪をかけるな・・・」