【第29話】名をかんべえと申すの巻
近所の野良猫がどんどん子を産むのだそうな。
その農家の奥さんは、エサをやりつつも
メスだけでも去勢できないだろうか、と考えてみえるそうな。
かみさんが朝のウォーキング中に、そんな話を聞いたそうな。
「好きなら一匹だけでも、もらってくれんか」
と言われたそうな。
「で、黒いのだったらもらうわ、と言ってきたで」
「なんだと?」
「数日以内に、うちの子になるで」
「勝手に決めてきて!」
というわけで・・・
こいつが、我が家にやってきた。
2014年9月17日
娘の誕生日の一日前である。
名前は・・・黒いから・・・
黒だから・・・
黒田だから・・・かんべえ
「かんべえ」
♂である。
通称「かんちゃん」
以後、お見知りおきのほどを。