【第57話】くーるくるくるの巻


またしても書斎が奪われた。



とにかく、ちぃずがいけない。



この猫は、家中の戸を
押すのか、引くのか、スライドさせるのかを
熟知している。



ちぃずが開ける。
ぶらっきーが入って占領する。
ちぃずが入って隣に寄り添う。



流れるような連携プレーである。

くーるくるくる・・・



くーるくる・・・。

どいてくれよー。