【第67話】屋根の上のバカちんの巻
ガーデニングをしていたら
何やら屋根にいるのを発見した。
誰やねん、何してんねん。
あ・・・
助けを呼び始めた。
降りられんのかい・・・情けな・・・。
そんな猫はかんべーしかいないな。
ブラッキーにしても・・・
チィズにしても・・・
降りられんところに登ったり
出られんところに入ったりはしない。
この馬鹿ちんだけが、
この馬鹿ちんだけが、
こういう問題を起こすのだ。
足取りをたどってみよう。
なるほど、ここが開いていたと。
ここも開いていたと。
なるほどね。
しかし扉も網戸も開いてなかったはずだが・・・
この家で、閉じていたものを開けられるのは・・・
お前だな、ちぃず。
だから、お前しかいないって。
責任取って、かんべー連れ戻して来い。
なんだと。
まあいい。
再び、足取りを追ってみよう。
こう来て、こうか。
やったー、屋根だー!
で、楽しんだので戻ろうとしたら・・・
怖かったと・・・。
なるほどね。
しばらく放っておいてみようか。