【第72話】ニャン式双晶の巻
冬場は猫にモテモテである。
朝起きて、ダイニングに着座すると
待ち構えていたぶらっきぃが飛び乗ってきて・・・
先輩の真似をするのが生き甲斐のカンベーも
遅れじ、と飛び乗ってくる。
私がダウンをインしていることには
触れる必要はない。
二匹の黒猫がシンメトリーにくつろぎ始める
まるで水晶の日本式双晶のようだ・・・。
そういえば
黒水晶の双晶ってあるのかな。
見たことないな。
うりゃ!
これでは朝のコーヒーが飲めん。
どけ。