スペックを比べてみた

2018年7月18日(水)



クロスカブをいじったり、部品交換したりするのに
スペックを知っている必要があろうかと思い
ついでに兄弟分や新型との比較もしておこうかと
表にまとめてみた。

スーパーカブ110
(2012年3月〜)
スーパーカブ110プロ
(2012年9月〜)
クロスカブ
(2013年6月〜)
クロスカブ110
(2018年2月〜)
車両型式 EBJ−JA10 2BJ−JA45
全長 1915mm 1900mm 1945mm 1935mm
全幅 700mm 720mm 815mm 795mm
シート高 735mm 784mm
総重量 98kg 107kg 105kg 106kg
エンジン型式 JA10E
始動方式 セルフ式(キック併用)
エンジンタイプ 空冷4ストローク単気筒OHC
標準プラグ CPR6EA−9S
点火装置 フルトランジスタ式バッテリー点火
最高出力域 5.9kW[8.0ps]/7500rpm
最大トルク域 8.5N・m(0.87kgf)/5500rpm
燃料供給方式 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM−FI)>
燃料タンク容量 4.3L
チェーンサイズ/リンク数 420/100 420/102 428/102
フロントブレーキ ドラム式
リアブレーキ ドラム式
スプロケット 前14T/後37T
フロントタイヤ 70/90−17 38P 70/100−14 37P 2.75−17 41P 80/90−17 44P
リアタイヤ 80/90−17 44P 80/100−14 49P 2.75−17 41P 80/90−17 44P
標準バッテリー YTX4L−BS GTZ4V
ヘッドライト HS1 12V−35/35W LED
テールライト 12V−21/5W 12V−21/5W
フロントウインカー 12V−10W 12V−10W
リアウインカー 12V−10W 12V−10W
乗車定員 2名 1名 1名 2名
車両組み立て 中国 熊本
税込価格 22万8900円 24万9900円 27万8250円 33万4800円


クロスカブの新旧比較について
まず言えるのは、エンジンが変わっていないという点。
なんだ、変わってないのか・・・というのが素直な感想。

変化しているのは見た目のデザインと電気系統。
ヘッドライトがLED化されているのは、正直うらやましい。

もう一つうらやましいのは
スピードメーターがクロスカブ専用になったこと。
旧型はスーパーカブからの流用で
ロゴも「スーパーカブ」になっている。
ある意味、レアっぽいので、まあいいか・・・。

デザイン面での大きな違いは
カブのアイデンティティの一つであるレッグカウル。
新型には、これがない。
往年の名車、ハンターカブにもなかったが
個人的にはマストアイテムなので
この一点において
仮に今購入するとしても
旧型を選択しただろうと思う。

しかし税込価格の差額56550円はどう考えても
生産を中国から国内に戻したコストだろうとしか思えない。

2012年にモデルチェンジしたスーパーカブは
アジア市場を意識してか、ヘッドライトが四角くなり
全体的に角ばったデザインになった。
それをベースとしたカブプロやクロスカブも
同様の角ばったデザインになった。

スーパーカブは2017年にまたしてもモデルチェンジ。
一転、丸型ヘッドライトで流線形のデザインに戻ったことで
カブプロやクロスカブも、それに合わせてモデルチェンジしたわけだ。
ちなみにエンジンはまったく変更されていない。
JA10E・・・なかなかよいエンジンのようですな。