猛暑対策にオイル交換をした
2018年7月22日(日)



カブのエンジンは空冷式なので
猛暑の中を走らせると、エンジンが冷えない。
冷えないどころか、逆に温められる気がするぐらいである。

夜中に涼みに出て、わりと横着な速度で走らせて
帰ってきて、びっくりである。
まるでストーブのように熱を発しているではないか。

ここで水をかけるのはご法度!
温度差でエンジンにヒビが入る可能性がある。

で、不安だったので、高温に強いオイルに換えることにした。



自分のクロスカブにはエンデュランスのアンダーガードがついている。
オイル交換をするには、面倒だがこれを外す必要がある。

フロント部のねじは、デフォルトでは六角レンチを使うタイプだった。
六角レンチは力の入れ方が難しいので
勝手にプラスねじに換えてしまった。

裏側は12mmの六角ナットで固定されている。



ここが最大の難所。
裏側の隙間から工具を差し込んで、ナットを固定しながら
表側のねじを回す。

何度かやっているうちに
最近はコツがわかってきたので、あまり時間はかからなくなった。



外さなくてもオイル交換ができるように、穴が開いているが・・・



実は穴の位置がズレているので、使い物にならない。
初めてやったオイル交換で大惨事になって以来
必ず外すようにしている。



後ろ側のねじはまだ六角レンチを使うタイプ。
これもプラスねじに換えてしまおうかな。

じゃじゃーん。



素人一般ピープルによるオイル交換の必需品。
「処理箱」である。

「処理箱」をきっちり敷いておいてから
ドレンボルトを緩める。



ドレンボルトは17mmである。



どこかって?

ここ、ここ。



さて、ドレンボルトを緩めるときは
ある程度緩んできたら
捨ててよい雑巾や軍手などで回すようにした方がよい。



オイルは急にドバドバ出始めるので。

汚れずにドレンボルトの真下から避難することは不可能である。



オイルの出が悪くなったら、キックペダルを踏んでやる。
そうするとエンジン内に残ったオイルが落ちてくる。
出なくなったら、また踏む。
根気よく何度かやって
なるべく古いオイルを出し切るようにしたい。

さて、買ってきたオイル。
いつもはG1の10W−30を使っているが
猛暑対策でG2の10W−40にした。



G2は10W−30と10W−40がある。
末尾の数字の数値が大きいほど、熱に強いらしい。



30と40の違いがどれぐらいあるのかは
肌で感じるしかない。

カブのオイル容量は1リットルだが
交換時は0.8リットル入れろと書いてある。



なので一旦、0.8リットル入れてエンジンをかけてみた。

エンジンを切って、オイルレベルゲージで確認すると
先端にオイルがついてない。



結局、残りの0.2リットルも入れてしまった。
抜くときに徹底的に抜いたからだろうか。

まあ在庫で0.2リットル持っていても面倒だから
入れてしまえれば、その方がありがたい。


さて、乗ってみた感想だが
加速がのろくなった気がするが、肝心の熱に関しては
エンジンの過熱は抑えられているような気がする。

まあ、すべて素人の「〜気がする」ですから
あんまり当てにはならないと思う。