ラジコンカーを選ぶ


さて、ラジコンカーをやるということはもう
止められない衝動となって
自分と言う人間との付き合いも長いので
これは一台とにかく買うまで
おさまることはないだろうとわかっていた。

ならば、問題となるのは「何を買うか」である。

選択肢は大きく分けて二つ。
一つは「気休めにおもちゃを買う」という選択肢。
もう一つは「本気でやる」という選択肢。

正直、本気の世界は「石」で手一杯でもある。
ならば「気休め」でいいか。

どちらにしても買うのはオフロードタイプだ。、
サーキットでタイムを競うのではなく
大自然の中でのんびりしたいのだ。

ということで、数千円で買えるものをいくつかピックアップしてみた。



 

ただ・・・ユーチューブなどの動画で見ると
「ス、スピード鈍いなあ」というのと
「走り方がカタカタしてるな」というのがとても気になった。
どう見ても子どものおもちゃで、まったくカッコよくない。
これは・・・捨て金にしかならんな・・・。

ということで「おもちゃ」の選択肢は消えた。
いろいろ調べている途中で知ったのだが
第一の選択肢である「おもちゃ」の方を「トイラジコン」と呼び
第二の選択肢である「本気モード」は「ホビーラジコン」と呼び
ジャンルが明確に分けられているのだ。

「ホビーラジコン」を買うという方向で腹をくくったのだが
とてもディープな世界にいきなり足を突っ込んだわけだから
情報の洪水でおぼれそうになってしまった。

価格を調べていても
同じ商品なのに万の桁の数字が違う。
よく見てみると
メカが入っているかどうかで違いがあることを知った。

走らせるための総額は
「本体」

「動力モーター」
「受信機」
「ESC(エレクトリックスピードコントローラー)」
(=「アンプ」)
「サーボモーター」
「バッテリー」
「送信機」
といった必須メカ類と
さらに
「ボールベアリング」
といったオプションパーツ
の総和ということになり
要するに価格の差は
これらがどこまで付属しているのかの違い
ということになるわけだ。

そもそも完全素人なわけだから
「アンプ」と言われてもわからない。
自分が小学生のころは
スピードコントローラーをサーボで操作する
超アナログ装置だったので
なぜサーボが一つしか要らないのか理解ができなかった。

それでもいろいろ調べて、ある程度理解し
価格の謎も解けた。
メカ類はある程度勉強してから買った方がよいだろうと判断し
まずは本体だけ入手して
じっくりと組み立てる作戦をとることにした。

メーカーは「タミヤ」と「京商」がメジャーだが
単なる好みで「タミヤ」に決め打ち。


定番のグラスホッパーやホットショットやスコーチャーなどの
羽根みたいなリアスポイラーがついているのは好みではないので却下。





ということで候補は以下の面々。



アタックバギー シャークマウス(¥16200)



カラーリングとステッカーが異なるバージョンの
「シャークマウス」がかなりクールでいい。
ただ軍用か・・・という感じ。



ワイルドワンオフローダー(¥20304)



硬派でかっこいいと思う。



ワイルドウイリー2(¥14904)



定番中の定番で価格はお手頃。
パーツや情報が多いのでカスタムしやすいだろうと思う。
ただ、コミカルなのはあまり好きではない。



ワーゲンオフローダー(¥38880)



かっこいいと思うが・・・値段がダントツ高い。



モンスタービートル(¥21384)



ビッグタイヤが他の候補とは一線を画す。
見た目もかっこいい。

どれも「愛車」にするのに申し分ないモデルだったが
YouTubeなどの動画を見ていて走りがダントツにワイルドだった
「モンスタービートル」に決めた。