【玉扇太郎、根尾東谷デビュー】
2014年5月26日(月)



今回は現場写真がない。
なぜなら、写真なんて撮っている暇が皆無だったから。

そもそもは加賀の石展で知り合ったY氏から電話で
菊花石の母岩を覚える気があるなら明日、根尾に来いと
呼ばれたのがはじまり。

現場では一時間ほど
これを叩いてみよ、あれを叩いてみよと
指定された石をひたすらハンマーで叩き続けるという
荒行のようなことを続け
何となく「母岩」というものがわかるようになった。

(後々、これがどれだけすごいことなのかを実感することになる)
(なぜなら、割と多くの人が「母岩」を区別できていないことを知ったから)

その後は
ホレここに菊がある、ホレここにも菊がある、と
菊の「花足」探し講義となった。
こちらは正直、一朝一夕では無理そう。

(後年、この時の経験がかなり生かされることになる)

さて、本日はいきなり菊花石が見つけられる訳もなく
代わりに根尾の桜石なるものを教えていただき
たくさん採って帰ってきた。



なお、今回の写真はこれだけ。
ほんと、夢中で過ごした一日となった。

この日は夕方からY氏のお宅まで連れていっていただき
そのコレクションの量と質に圧倒されたのであった。
すげー人だ・・・。

(その後、Y氏はネット上で「仙人」と呼ばれるようになる・・・)