【埼玉―吉見、荒川探石行@】
2016年5月1日(日)



ゴールデンウィークを利用して
かみさんと二泊三日の東京旅行へ。



とは言っても
一緒に行動するのは初日のみ。



二日目、朝食を終えると早々に別行動になり
自分は石友のグリガー氏と待ち合わせ。
車に乗せてもらって向かったのは埼玉県である。

吉見百穴という史跡で有名なスポット。
その付近に
雲母片岩の露頭があるというので
まずはそこに向かった。



草むらに覆われた露頭。



採取したのはバケツ五分の一程度。

開発が進むと消滅してしまうということで
貴重なサンプルとなった。

続いて、沸石の露頭に移動し
ここではバケツ2杯分ほど採取したが
厳選してバケツ二分の一程度を確保。

吉見の採取品については
こちら
に詳しくまとめてあるので
参照されたし。

昼食を済ませてから向かったのは
「かくれ河原のかりん糖」工場の直売所。



こちらで土産を購入し
裏手をとうとうと流れる荒川を見ながら
お茶をいただく。



のんびりした昼下がり・・・
と言いたいところだが
夕方がリミットなので
正直
もう昼下がりか、という気持ちもある。

続いて向かったのは荒川のごにょごにょ・・・



ここではハンマーとタガネで
一生懸命石をめくって採取した。

途中、グリガー氏の友人T親子が合流。
親も親だが、子のパワフルさはすごかった。
鉱物界の次代を担う申し子であろう。

親子の活躍で
間違いなく採取品のグレードが上がった。
ありがたや、ありがたや。

ずいぶん日が陰ってきたが
さらにもうひと踏ん張り移動し
今度はコパルの採取に向かう。



こういう時間帯って苦手だ。
お別れが近づいていて
なんとなく物悲しい感覚になる。



荒川は埼玉県で日本一の川幅を誇ると聞くが
なるほど広い。



コパルスポットに到着。

T氏は
採れないと面白くないだろうから
先にこれをあげておくね、と
貴重なサンプルをくれた。



1cmほどのサイズのコパル。

あとから実感したが
このサイズはかなり貴重である。



なんだかジュラ紀か白亜紀のような感じの風景。



ああ、そして撤収。



掘ってもらったものも合わせると
そこそこの量になったので
収穫はあったが・・・

お別れの時間が・・・。

ちなみに採取品については
こちら
を参照されたい。

ということでT親子とはここでお別れ。