【九頭竜の面谷鉱山住居跡地を見学】
2017年6月18日(日)



鉱物の師匠をお乗せして
福井県の九頭竜ダム界隈へ。



九頭竜ダムは石積みのロックフィルという方式。
石積みの高さは128mで
まあまあ高いとは思うが
何しろ自分の地元には
日本第2位のロックフィルダムである
徳山ダムがあるため
あまりありがたみは感じない。

ダムマニアではないので
これ以上は言及しない。



国道158号線からT字に入るとすぐゲートがある。
このゲートが降りていると入っていけない。
歩けと言われれば、歩けないこともない
かもしれないかもしれないが
自分は絶対にお断りだ。

ゲートをくぐって少し走ると
すぐに赤白の橋が見えてくる。
いわゆる
「夢のかけ橋」
である。



念のため書いておくが
この上と下の二枚の写真は帰路で撮っているので
進行方向は逆である。



橋を渡ったら立て看板に従って
「面谷鉱山住居跡地」方面に。



方向的には左折ということになる。

それにしても「夢のかけ橋」などと洒落ているが
ここは殺人死体遺棄現場として
全国区で有名になってしまった場所。



今日は師匠と一緒だからいいが
ちょっと一人で来るのは嫌かな。



あと、この林道のダートはわりとハードかも。

自分の車は
一応4WDでアップサスにより1インチアップ。
さらにクロカンタイヤを装着しているので
まあまあ何とか大丈夫だが
普通のセダンとかだと
ちょっときついかもしれない。

まあ、鉱物採取の産地へのアクセスとしては
それほどハードではないが
観光目的だとビックリするかもしれない。

第一ズリに到着。



痛風を患った後で
運転はスリッパをはいていたのだが
ここでトレッキングシューズに履き替え。



・・・が、できない。
痛くて靴が入らないのだ。

仕方なくスリッパのまま歩き回ることに・・・。



しかし、スリッパでは
上にも下にも行けないので
かなり行動範囲が限られてしまった。

師匠は師匠で
こちらもそれほどアグレッシブではない人なので
行動範囲は狭い。

銅鉱物。



そして銅スラグ(銅からみ)



お約束のものを幾つか見つけたが
水晶も黄鉄鉱も見つからない。

しかも余裕をかまして高をくくっていた
蛍石すら見つからない始末。

蛍石はなんとか一つ見つけたが
おおむね自然を満喫して撤収という感じになった。

もう少し奥に進んでみると
どうやら選鉱所跡のようだ。



実物はもう少し迫力があったのだが
何しろ写真の腕が悪い。
まったく伝わらない写真になってしまった。

さらに奥に進むと
観光スポットである「鉱山住居跡地」に到着。



車を停めて上がってみたが
本当にただの跡地であった。



案内板を読むと、当時の繁栄が何となくわかる。



思った以上に人が住んでいたんだね。

チフスが流行ったりして
墓場を遺して村人は散っていったようだ。

この墓場を遺して・・・というのがつらい。
結構、あちこちで目撃するのさ・・・。



さて、この際だから行けるところまで行こうか。

第二ズリ。



こちらも念のため書くが
車を停めたのは帰路なので
進行方向は逆。

少し歩いてみたが
やはりめぼしいものは落ちていなかった。

ついに行き止まり。



平家岳登山口でござる。

この後、中竜に寄ってみようかと話していたが
師匠は梯子をあんまり好まない様子なので
ご飯を食べて帰ることにした。

そしてギネスに挑戦。



探石に行って、当日中に車を洗う。
ハスラーにしてから欠かしたことはない。

まあ、今日は帰ったの早かったし・・・。


早速調べたのは、やはり蛍石。



たぶん、というか絶対そうだろうと思ったが
不安だったので、紫外線を照射。



よっしゃ。