【春日鉱山で岩石勉強会】
2017年11月27日(月)



今回は兵庫のT氏と春日鉱山で集合。



集合ポイントは美束坑前。
玉扇太郎は春日はもう、そんなに採る気がないので
クロスカブで行くことにした。

さっそく美束坑下の粕川に降りて散策。



春日鉱山付近の地質はドロマイトと粘板岩。
そこに花崗岩マグマが侵入して
ドロマイトスカルンと粘板岩ホルンフェルスを形成した。



北部から南部にかけて
花崗岩マグマの影響が少なくなっていく。



この黒ずんだ岩礁はおそらく
粘板岩ホルンフェルスだと思うが
川の流れで磨かれてしまって、つるつるである。

これは何だ。



砂岩の中に点在する謎の黒い塊。
T氏がボソッと「持って帰りたいな・・・」と。
さすがに無理でしょう。

続いて見つけたのはこちら。



説明不能な模様が入っている。



川に洗われて、結晶が模様となって浮かんできたのだろうが
正体不明。

T氏から春日鉱山についての講義を受け
いろいろ勉強になったところで散会。

自分は中山坑の写真を撮ったことがなかったので
ちょっとクロスカブで行ってみることにした。



実はかなり寒かったので
写真を撮ってすぐ退散。



春日鉱山も昔はいろんな石が採れたようだが
自分が来始めたころには
すでに終わった感じになっていた。

それでも
ご厚意で少なからず標本を得たのでラッキーだったが
ここは本当にレジャーのつもりで来なくちゃいけませんね。
でないと、ショックを受けます。