珪灰石
【Wollastonite】
カルシウムの珪酸塩鉱物。
輝石に似た構造をしており
「準輝石」と呼ばれる。
実際、灰鉄輝石や頑火輝石のように
放射状や針状のの繊維光沢を示すことが多い。
モース硬度は4〜5程度と割と柔らかい。
ナトリウムが入るとソーダ珪灰石(曹珪灰石)と呼ばれる。
洋名のペクトライトの方が一般にはわかりやすいかもしれない。
特にドミニカ産のブルーペクトライトは美しく
特に「ラリマー」と呼ばれ
宝飾品にされる。
ラリマーは
ドミニカ共和国のパオルという村で初めて発見され
名の由来は
村の宝石商の娘「ラリッサ」と
スペイン語で「海」を意味する「マール」との
複合語であるとされている。
ラリマーの入る母岩を
「ラリマール原石」と呼んでいる。
原石は主に曹長岩である。
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ラリマール原石
【ドミニカ共和国】 |
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