珪灰石
【Wollastonite】


カルシウムの珪酸塩鉱物。

輝石に似た構造をしており
「準輝石」と呼ばれる。

実際、灰鉄輝石や頑火輝石のように
放射状や針状のの繊維光沢を示すことが多い。

モース硬度は4〜5程度と割と柔らかい。

ナトリウムが入るとソーダ珪灰石(曹珪灰石)と呼ばれる。
洋名のペクトライトの方が一般にはわかりやすいかもしれない。

特にドミニカ産のブルーペクトライトは美しく
特に「ラリマー」と呼ばれ
宝飾品にされる。

ラリマーは
ドミニカ共和国のパオルという村で初めて発見され
名の由来は
村の宝石商の娘「ラリッサ」と
スペイン語で「海」を意味する「マール」との
複合語であるとされている。

ラリマーの入る母岩を
「ラリマール原石」と呼んでいる。

原石は主に曹長岩である。


☆写真をクリックしてください☆

ラリマール原石
【ドミニカ共和国】