MINERALOGY


【第七講座】岩石の種類@火成岩@火山岩
B玄武岩



玄武岩はかんらん石と輝石を中心に構成され
一般的に黒っぽい色になります。

海底にある地球の割れ目からは
マントル由来のマグマが噴出しており
これらは噴出するやいなや海水で一気に冷やされることで
枕状溶岩となって海洋地殻を形成していきます。

これらの溶岩はすべて玄武岩です。
そしてプレートテクトニクスの原理によって移動し
大陸地殻の下に潜り込んでいきます。

その過程で再度溶解して
新たな成分を溶かし込んだマグマとなり
別の岩石の元となっていくのです。
従って、玄武岩マグマのことを「本源マグマ」と呼びます。

玄武岩マグマは粘性が弱く、さらさら流れますので
高い地点で噴火すれば、溶岩流となって
滑らかな台地を形成します。
インドのデカン高原はその代表です。

それが数回にわたって繰り返されることで
富士山のような美しい流線形の山が形成されます。
ちなみに富士山のような山を成層火山と呼びます。

玄武岩は磁鉄鉱が含まれているので
磁石がつきますね。


玄武岩は非アルカリとアルカリに分けられますが
見た目で区別をつける自信はありませんので
フィールドで役に立つように、産状で分けてみます。
ただし産状での区分だと、安山岩と明確な区分けはできません。
なぜなら
玄武岩と安山岩の線引きは(他の火成岩の線引きも)
恣意的なものだからです。

@枕状溶岩 A縄上溶岩 B岩塊 C柱状節理