【神岡鉱山】

神岡鉱山は旧吉城郡神岡町にあった鉱山。
有名な鉱床は南から順に
「栃洞坑(とちぼらこう)」
「円山坑(まるやまこう)」
「茂住坑(もずみこう)」
が挙げられる。


白亜紀末ごろ
飛彈片麻岩中の結晶質石灰岩に
濃飛流紋岩の火成活動による熱水が入り込んで
石灰岩から変化した輝石を母岩とする
スカルン鉱床。



鉛・亜鉛を得るためのターゲットとして
主に方鉛鉱や閃亜鉛鉱が採取された。
鉱石の産状は大きく二種類ある。



一つは母岩となる輝石スカルン中に
じわ〜っと染み込んだ(鉱染した)
杢地鉱(もくじこう)と呼ばれるもの。



もう一つは
石英や方解石とともに塊となって採れる高品位部で
こちらは白地鉱(しろじこう)と呼ばれる。



鉛・亜鉛鉱石の推定鉱量は
七千万トンとも一万トンとも言われるが
スカルン変成だけで
ここまでの濃縮集中は難しいらしく
生成のメカニズムはいまだ解明されていない。



2001年に採掘は中止されているが
三井系子会社が管理していて、全面立入禁止。

亜鉛鉱石として採掘された閃亜鉛鉱に含まれる
カドミウムが「イタイイタイ病」の原因となり
1910年代から70年代にかけての鉱山史に
暗い影を落としてしまった。

現在、前述の茂住坑跡地に
東京大学宇宙線研究所の実験施設である
「スーパーカミオカンデ」と呼ばれる

ニュートリノ観測装置が設置されている。
固い岩盤・豊富な湧き水・寒冷な気候と
好条件がそろっていたらしい。

【カミオカンデ見学ツアーのレポートはこちら】
その1その2その3



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魚眼石つき
水晶クラスター
【神岡鉱山】
冠雪
【神岡鉱山/栃洞坑】
ギヨガンイシ
【神岡鉱山】

陣笠方解石の小品
【神岡鉱山/栃洞坑】
晶洞の紫水晶
(ややファントム)
【神岡鉱山/円山坑】
閃亜鉛鉱など
【神岡鉱山/二十五山】
鉱物のデパート
(青鉛鉱/珪孔雀石など)
【神岡鉱山/二十五山】
閃亜鉛鉱尽くし
【神岡鉱山】
深紅の方解石?
【神岡鉱山】
謎多き伊西岩
(チタン石入り)
【神岡/吉ヶ原】
方解石の巨大鱗片
【神岡鉱山】
魚眼石結晶
【神岡鉱山】
極小マリモ水晶
【神岡鉱山】
異極鉱
【神岡鉱山/二十五山】
高原川梅花石
(勝手な命名)
【神岡/高原川】
蛍石のキューブ状群晶
【神岡鉱山/栃洞坑】
リング模様の杢地鉱
【神岡鉱山/栃洞坑】
低品位な白地鉱
(陣笠状方解石群晶)
【神岡鉱山】
陣笠状方解石群晶
(博物館サイズ)
【神岡鉱山】
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